デンタル

  • 歯科技工業務のワークフローを変革

    デンタル事業概要

    歯の詰め物や被せ物などの補綴物(ほてつぶつ)を製作する歯科技工の現場に、歯科用ミリングマシンを中心としたデジタルソリューションを提供することで、業務の高付加価値化、生産性向上をサポートしています。歯科技工の現場では、デジタル技術の進展とジルコニア、ハイブリッドレジン、ガラスセラミックなどの新素材の登場を背景に、従来の鋳造成形に代わり、CAD/CAMソフトウェアやミリングマシンなどから成るデジタルシステムを活用して、素材の塊から直接補綴物を削り出すワークフローが注目を集めています。当社は、長年に亘って培ってきた3次元切削加工に関する技術とノウハウが、歯科技工業務の改善に貢献できると考え、2010年に4軸制御の歯科用ミリングマシンDWX-30を、また、2011年に5軸制御のDWX-50を発表し市場に参入しました。現在当社は、顧客基盤の拡大を図るべく、先進国のみならず世界各地の歯科技工所にソリューションを提案しています。今後は、歯科医院への価値提案もあわせて推進し、事業の幅を広げていきたいと考えています。

  • 歯科用ミリングマシン

    歯科用ミリングマシン「DWXシリーズ」は、高い加工精度はもちろんのこと、作業机の上に設置できる「デスクトップサイズ」、誰もが簡単に操作できる「使いやすさ」、お手持ちのCAD/CAMソフトウェアやスキャナなどと組み合わせてお使いいただける「オープンシステム」、「導入いただきやすい価格」などのコンセプトが高く評価され、世界中の歯科技工所で活用されています。現在当社は、ジルコニアやハイブリッドレジンなどの加工に適した「ドライ方式のミリングマシン」として、5軸制御のDWX-51Dと、コンパクトサイズながら高い加工精度を誇るDWX-4を、また、優れた審美性と強度で歯科医や患者から高い支持を得るガラスセラミックスの加工に最適化した「ウェット方式のミリングマシン」としてDWX-4Wを展開し、それぞれの技工所に最適なソリューションを提案しています。

    • 2015年度グッドデザイン賞 Easy Shape
    • ウエット方式ミリングマシン DWX-4W
    • ドライ方式ミリングマシン DWX-51D

    主な補綴材料

    • ジルコニア
      ジルコニア
    • ハイブリッドレジン
      ハイブリッドレジン
    • ガラスセラミックス
      ガラスセラミックス

デンタル事業戦略

歯科技工の現場では、デジタル技術の進歩に伴い、従来の鋳造方式に代わりCAD/CAMソフトウェアやミリングマシンなどから成るデジタルシステムを導入する歯科技工所が増加しています。また、近年では、補綴物の新材料としてジルコニアやハイブリッドレジン、ガラスセラミックなどが登場したことを受け、これらの加工を効率的に行うためにデジタルシステムを導入する事例も相次いでいます。

しかしながら一方で、このようなシステムを提供するメーカーは、歯型をデジタルデータ化するスキャナや、CAD/CAMソフトウェア、ミリングマシン、特定の補綴材料などをセットにした「クローズドシステム」として販売する場合が多く、投資面での負担が大きい点や、歯科医院や患者に最適な歯科技工物を提供するうえでの自由度が低い点などを懸念する歯科技工所にとっては、デジタルシステム導入に際しての障壁となっていました。

このような市場環境の中、当社は、四半世紀に亘って培ってきた3次元切削加工にかかわる技術を歯科技工の分野に適用すべく、2010年にDWXシリーズを立ち上げ、市場に参入しました。DWXシリーズの各製品は、「デスクトップサイズ」、「使いやすさ」、「導入いただきやすい価格」に加え、組み合わせるスキャナやCAD/CAMソフトウェア、補綴材料を限定しない「オープンシステム」などの製品コンセプトが高く評価され、市場での当社の存在感を一気に向上させました。現在、当社のDWXシリーズは、世界中の歯科技工所に幅広く受け入れられ、補綴物製作業務の効率化に貢献しています。

今後の事業拡大に向けて当社は、中期的な目標に「新素材への対応力強化」、「グローバル展開の加速」、「歯科業界向け高付加価値提案の充実」を掲げ、活動を推進しています。デンタル市場においては、新素材の登場がトリガーとなって市場が変化することが多く、「新素材への対応力強化」は当社の最重要課題です。材料メーカーの動向と患者、歯科医院のニーズを見極め、いち早く最適な加工方式を提案できるよう研究開発を強化してまいります。一方、一般的な歯科技工所では、補綴物製作業務の多くが手作業で行われているという現状があり、業務フローの改善、業務の付加価値向上に、当社のデジタルソリューションがさらに活かせる分野があると考えています。歯科技工業界の発展に向けて、引き続きデジタル化による新たな価値を創造してまいります。

事業拡大のイメージ図

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