昭和女子大学プロジェクト展示会の様子

昭和女子大学とのコラボレーション・プロジェクト(後編)
~UVプリンターの製品価値をデザインで見せる~

2016年12月28日 コーポレート

昭和女子大学と当社のコラボレーション・プロジェクト。前編では、コラボレーションが始まったきっかけと担当した先生の想いをご紹介しました。後編では、コラボレーションの成果をお披露目する作品展とワークショップに向け、学生がどのような取り組みを行ったのかをご紹介します。


4月~6月 UVプリンターの魅力を伝えるためのコンセプト作り

まずは、作品のコンセプト固め。トライ&エラーを繰り返しながら、いくつもプロトタイプを作りました。学生の皆さんは、毎日終電間際までアイデアを出し合ったり、議論を交わしたりして、LEF-12の可能性を最大限に引き出すプランを練りながら充実した日々を過ごしたと言います。

6月には、先生や当社社員への中間発表を行い、先生からは表現の完成度に対して、当社社員からは技術の適用レベルとお客様へのアピール度の観点からフィードバックを得ました。ある学生は「自分にとっての“Good”ではなく、協力していただく方からの“Good”、さらには、展示会の来場者の方の“Good”を引き出さないといけないことを再認識することができました」と話してくれました。中には厳しい指摘もあったようですが、最終作品に向けて方向性を修正するよい機会となったようです。

  • 中間発表をする昭和女子大学生たち①

    LEF-12の価値伝達のため試行錯誤

  • 中間発表をする昭和女子大学生たち②

    緊張感が漂う中間発表の様子

7月 最終プレゼンテーション 奇抜なアイデアでUVプリンターの魅力を訴求

迎えた2016年7月25日。4カ月ににわたる活動の成果を示す最終プレゼンテーションが行われました。LEF-12の機能や価値を伝えるため、学生たちは作品のテーマを“見る” “触る” ”体感する” の3つに設定。計14点の作品には学生らしい自由で奇抜なアイデアが盛り込まれ、橘先生をはじめ、これまでサポートをしてきた当社社員も納得できる内容となりました。学生たちは安堵したのも束の間、最終プレゼンテーションの直後から、最後の課題に向けて取り組みを開始しました。当社東京クリエイティブセンターでの展示会に向け、集客を促進するための広報活動、UVプリンターの魅力を理解してもらうためのディスプレイ展開、UVインクの可能性を体感してもらうためのワークショップの内容など、来場者の反応を想像しながら準備を進めていきました。

  • 最終発表をする昭和女子大学生たち①

    作品それぞれにプレゼンテーションを実施

  • 最終発表をする昭和女子大学生たち②

    作品に見入る当社社員

展示会・ワークショップへの集客プラン

プロジェクト開始時に学生に課されたお題は、「多彩なLEF-12の機能や価値をデザインの力で分かりやすく、かつ、美しく表現し、多くの方にPRすること」でした。作品づくりに加え、いかに多くの方に伝えるかを考え、実行するまでが課題となっていた中、広報活動リーダーを務めた遠山夏海さんは、「LEF-12には、皮革やフィルム、樹脂や布地など多様な素材に直接印刷できる点や、クリア(透明)インクを重ねて印刷することで文様や厚盛りなどの特殊な印刷表現ができる点に特長があります。私たちは、これらの機能が、特にものづくりに関心のあるFab系の人たちに受け入れられるのではないかと考え、彼らが集まるカフェや工房など都内26カ所にフライヤーを配布。ネットワークを通じた口コミでの広がりも期待してFacebookを通じてアナウンスしました」と話してくれました。

発見と驚きがいっぱいの展示会&ワークショップ

展示会は、来場者の想像を超えるLEF-12の表現力を伝える場となりました。UVプリンターの特長を斬新な手法で表現し、本物のファスナーかと思いきや、グロスインクとカラーインクで精巧にかつ立体的に作られたステッカーであったり、あぶり出しの要領で、水に浸すと、白い紙の上に印刷された白インクの文字が浮き上がるものであったり、クリアインクで、蜘蛛の巣のツヤ感や粘着感を表現したものや、納豆のネバネバ感を表現した作品などが登場しました。

  • 学生作品①

    水に浸すと白インクの文字が浮き上がる

  • 学生の作品②

    クリアインクで納豆のネバネバ感を表現

また、2つのワークショップ(「素材のワークショップ」「インクのワークショップ」)では、参加者と共に作品づくりをし、LEF-12の多彩な印刷表現力を伝えました。

  • 展示会用PR画像

    展示会用に作られたPR画像

  • 展示会来場者の様子

    多くのお客様にご来場いただきました

イベントを終え、遠山さんは、「来場された方にとって、何か1つでも新たな発見があることを目指しました。UVプリンターの特長や機能をご存知であったとしても、実際の作品を見ていただいたり、作っていただいたりすることで、何らかのインスピレーションを感じてもらえたら、その結果として『使ってみたいかも!』と思ってもらえたら、と考えて準備を進めました」と話してくれました。実際の展示会は、まさに狙い通り。来場者の多くは「こんなことができるの!?」と、驚きの表情を見せていました。

約半年間にわたるプロジェクトは、橘先生の思惑通り、学生たちに新たなデザインの視点と、価値を伝えるデザインとは何かを深く探究する機会を提供しました。当社も、学生たちの斬新な発想から多くのプロモーション上のヒントを得ることができました。学生の皆さんの今後のご活躍を期待しています!

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