株主・投資家のみなさまへ

トップメッセージ

株主および投資家の皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

当期(2016年12月期)における世界経済は、先進国では緩やかな回復基調となりましたが、新興国経済の成長鈍化や金融市場の大幅な変動、地政学的リスクの高まりなどを背景に、先行き不透明な状況で推移しました。
このような状況の中、当社グループでは、当期を初年度とする5ヶ年の中期経営計画を策定し、取り組みを開始しました。この中期経営計画では「GrowthOne グロースワン イノベーションによる持続的成長」を基本方針に掲げ、①成長分野の事業化の加速、②ソリューションプロバイダへの転身、③イノベーション集団への転身、という3つの重点課題にチャレンジしております。
当期には、従来からの主力市場であるサイン(広告・看板製作)市場における活動に加え、オリジナルグッズなどの製作を行うリテイル市場や、布地への印刷を行うテキスタイル市場、さらにはデンタル(歯科医療)市場といった新たな成長分野の開拓に注力しました。
その結果、新市場の開拓については着実に成果を上げることができましたが、サイン市場向けプリンターの販売が減少したことや、為替によるマイナスの影響があったことなどにより、売上高は減収となりました。売上原価率は、販売単価の下落や研究開発費の増加により前期より上昇し、また、販売費及び一般管理費は減少したものの、売上高に対する比率は前期並みの水準にとどまりました。
これにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、それぞれ減益となりました。

次期(2017年12月期)の連結業績予想につきましては、事業の収益力強化を図りながら、引き続き新たな成長分野の開拓・深耕に取り組んでいくことで、増収増益を見込んでおります。
株主還元についてですが、当社では、株主の皆さまに対する利益還元を最優先と考え、業績に応じた利益還元を配当金の基本方針としております。具体的には連結利益に対する配当性向30%を念頭に、事業展開を総合的に勘案の上決定しております。当期の配当につきましては、期末の配当を30円、年間では60円とし、配当のお支払いを2017年3月24日より開始いたしました。
なお、次期の配当につきましては、中間、期末ともに35円、年間では10円増配の70円を予定しております。

当社グループの今後にご期待いただき、より一層のご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2017年4月

取締役社長
藤岡 秀則

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