ロータスF1チーム「マッドマックス」仕様のF1マシン

ロータスF1チーム、ローランド ディー.ジー.のプリンターで映画「マッドマックス」仕様のF1マシンを製作

2016年12月01日 デジタルプリンティング

イギリスのロータスF1チームは、ワーナー・ブラザーズ映画の協力の下、アクション映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の公開を記念し、映画の黙示録的世界観をイメージしたF1マシンを創り出しました。ベース車両となったのは、F1レースで活躍する「ロータス・ハイブリッド」。「SOLJET PRO 4 XR-640」で印刷されたラッピングフィルムを纏うことで、映画の世界に溶け込む勇猛なマシン「ロータスF1チーム・マッドマックス・ハイブリッド」へと姿を変えました。このマシンは、実際の映画の撮影に使われた「インターセプター」と「ニュークス・カー」とともにバルセロナ国際モーターショーでお披露目され、会場を沸かせました。

SOLJET PRO 4 XR-640

短期間のうちに特別なマシンを生み出したXR-640

ロータスF1チームでグラフィック製作を担当するJoe McNamara氏は、「今回のように納期が短く、わずかなミスも許されないプロジェクトには、ローランド ディー.ジー.のプリンターが必要不可欠です。高速で高品質な出力を実現するXR-640がなければ、限られた時間内でマシンを製作することはできなかったでしょう。夜通しで自動印刷したフィルムを翌日マシンに装着し、その日のうちにバルセロナの会場に向けて運び出さないと間に合いませんでした。XR-640の印刷スピードと、3M社のラップフィルムの使い勝手の良さという抜群のコンビネーションによって、短期間のうちに簡単にマシンを完成させることができました」と語っています。

映画の世界観を忠実に再現

ワーナー・ブラザーズ映画の欧州マーケティング担当副社長であるCon Gornell氏は、「マッドマックスのDNAは、パワフルなマシンと圧倒的なスピード感です。ロータスF1チーム・マッドマックス・ハイブリッドはその特徴をよく表しています。ロータスF1チームとのコラボレーションで、映画の世界観を伝えられたことを喜ばしく思います」と話しています。また、Roland DG (U.K.)のManaging DirectorであるBrett Newmanは、「ローランド ディー.ジー.のデジタルプリンティング技術が唯一無二のマシンを生み出すことに貢献できたこと、短納期での製作を可能にする印刷スピードと安定性を高く評価いただいたことを誇りに思うと同時に、お客様の厳しい要求にも力を発揮することが証明されたことを嬉しく思います」と述べています。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」について
30年以上前から世界中の熱狂的なファンに支持される、巨匠ジョージ・ミラー監督によるアクション映画「マッドマックス」シリーズの最新作。2015年に世界各地で公開され、大ヒットを記録。2016年の第88回アカデミー賞では最多6部門を受賞した。
映画公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/madmaxfuryroad/