企業ニュース

2013年08月01日

ローランド ディー.ジー.株式会社

「第9回 世界ファブラボ代表者会議(FAB9)」にプラチナスポンサーとして協賛

小型3次元切削加工機やカッティングマシンなど、世界各地のファブラボに設置され、市民工房の活動を支えてきた、ものづくりソリューションを特設展示

業務用インクジェットプリンターやデジタル加工機を展開するローランド ディー.ジー.株式会社(取締役社長:冨岡昌弘、本社:静岡県浜松市)は、8月21日(水)より横浜市で開催される「第9回 世界ファブラボ代表者会議(以下FAB9:ファブナイン)」に「ファブラボ ビジョンシェアリングパートナー・プラチナスポンサー」として協賛します。

「ファブラボ(Fab Lab)」とは、米国マサチューセッツ工科大学のニール・ガーシェンフェルド教授が提唱した、アナログからデジタルまでの工作機器を取り揃えた市民工房のネットワークです。現在では世界50ヶ国200ヶ所以上にファブラボの拠点があり、日本では、慶應義塾大学の田中浩也准教授が発起人となり、鎌倉市やつくば市をはじめ、6ヶ所にまで広がっています。ファブラボでは、個人の自由なアイデアに基づくものづくりを実現する「パーソナル・ファブリケーション」の環境を提供しています。年に1度世界のファブラボ代表者が一堂に集う代表者会議は、今回で9回目を迎え、日本では初の開催となります。「パーソナル・ファブリケーション ― 新たなルネサンスの夜明け」をテーマに、8月21日から27日までの7日間、横浜市にて開催され、世界各国のファブラボ関係者200人以上が参加する見込みです。

このたび、当社がプラチナスポンサーとしてFAB9を協賛する背景には、当社がものづくりに対する精神をファブラボと共有し、ものづくりソリューションでファブラボの活動を支えてきた実績があります。当社では、20年以上にわたりXYZ(たて・よこ・高さ)軸の位置制御をベースとした3次元切削加工機やデジタル彫刻機など、独自のデジタル加工機を展開してきました。当社製品のコンセプトは「デスクトップサイズ・簡単操作・低価格」で、デジタル加工に関する専門知識が無いユーザーでもパソコンを活用して、手軽にイメージをカタチにできる「デスクトップものづくり(デスクトップ・ファブリケーション)」を提唱しています。

デジタル技術を活用することで人々の創造性を高め、ものづくりの可能性を広げていくという点で、当社が提唱してきた「デスクトップものづくり」とファブラボが掲げる「パーソナル・ファブリケーション」のコンセプトは一致しています。また、2002年にファブラボがスタートした当初から、当社の小型3次元切削加工機「Modela(モデラ)MDX-20」とカッティングマシン「CAMM-1(キャムワン)GX-24」が推奨機器として採用されており、世界各地のファブラボに設置されています。FAB9開催期間中は、会場に特設展示ブースを設け、ファブラボの活動を支えてきた工作機器をはじめとする当社のものづくりソリューションを紹介する予定です。

当社は今後もファブラボの活動を支援し、デジタルものづくりをともに広めていくと同時に、ものづくりの可能性を広げるデジタルツールの開発に積極的に取り組んでまいります。

- ローランド ディー.ジー. 「デスクトップものづくり」コンセプトビデオ
http://youtu.be/mBZBWN9gNiQ

本情報のお問い合わせ
ローランド ディー.ジー.株式会社
経営企画本部 広報・IR課 担当:武田
〒431-2103 静岡県浜松市北区新都田1-6-4  TEL:053-484-1400 / FAX:053-484-1260
E-Mail:rdg-koho@rolanddg.co.jp

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