ソフトウェア開発




- 氏名
- 塚本 浩祐(つかもと こうすけ)
- 専攻
- 情報・知能工学
- 入社年
- 平成30年
当社を知ったきっかけと、入社の決め手
大学の研究室にMDX-40Aが設置されていたため、会社の名前は知っていました。就職活動を始めるにあたり、改めてローランド ディー.ジー.のことを調べた際に、3Dの切削加工機だけではなく、様々な素材に印刷することのできるプリンターや、カッティングマシンなど、変わった製品を作っている会社であることを知りました。
入社の決め手は、製品開発の初めから終わりまで、一貫して携われることに魅力を感じたことと、「創造・BEST・共感」という企業理念に共感できたことです。また、会社説明会に参加した際に、家族を大切にしている社員の方が多いという話を聞き、働きやすそうな会社だと思ったことも、決め手の一つになりました。
現在担当している仕事の内容や、役割

DGSHAPEの3Dものづくり製品や、デンタル向けの3D加工機を制御する、組込みソフトウェア(ファームウェア)の開発を行っています。
ファームウェアは、製品を動作させるためのプログラムなので、ソフトウェアだけではなく、製品を構成するメカやハードについても理解しておく必要があります。そのため仕事を行う際には、メカやハードの担当者と一体になって、製品開発を進めていきます。
製品ファームウェアを開発する仕事では、ただ単に動くものができれば良いというわけではありません。不具合がないことは大前提として、メンテナンスがしやすいか、効率の良い処理になっているか、開発にかかる時間は見合っているかなど、毎日いろいろなことを考えながら仕事を進めています。
今までで一番印象に残った仕事

配属されてからしばらくたった頃、ちょうど新製品開発プロジェクトがスタートするということで、入社1年目から新製品開発に携わることになりました。
正直、右も左もわからない状態からのスタートでしたが、先輩方からたくさんのアドバイスを頂きながら、仕様の検討から設計、実装、検証といったソフトウェア開発の一連の流れを、経験することができました。
また、お客様にとってより使いやすい製品にするために、プロジェクトの途中で、製品仕様が変更されることもありました。この変更に対応するために、ソフトウェアの仕様も変更しなければならず、開発スケジュールの調整に苦労したことを覚えています。
他にも様々な苦労を乗り越えながら、無事に製品を完成させることができました。開発を担当した製品を、世界中の方々に使っていただけると思うと、非常にやりがいを感じます。