新製品のVersaCAMM VSとVersaUVが、CGS社のカラーマネージメントソフトウェア「ORIS Color Tuner // Web」に対応します。VSシリーズのメタリックカラーを活用して、リアルで付加価値の高いパッケージ試作を実現します。

ローランド ディー.ジー.株式会社（本社：静岡県浜松市/取締役社長：冨岡 昌弘、以下 当社）は、新製品の当社インクジェットプリンター「VersaCAMM VSシリーズ」および「VersaUVシリーズ」が、CGS社のカラーマネージメントソフトウェア「ORIS Color Tuner // Web」に対応することをお知らせします。

「ORIS Color Tuner // Web」の次期アップデート（バージョン1.2）から、当社プリンターを制御して高品質なプルーフ印刷を行うことが可能になります。

当社プリンター 対応予定機種
- VersaCAMM VSシリーズ： VS-640、VS-540、VS-420、VS-300
- VersaUVシリーズ： LEC-540、LEC-330

現在、一般消費者向け商品のパッケージは、メタリックカラーや特殊加工を施した印刷が増えてきており、材料もポリエチレン(PE)、ペット(PET)、複合材料、透明フィルムやアルミホイルといったさまざまなものが使われています。その一方で、既存のプルーフ技術では白色やメタリックカラーの色が正確でない、工数や手間がかかる、プルーフ出力のコストが高価になるなど、デザインや印刷前の段階でいくつもの問題が生まれています。

「ORIS Color Tuner // Web」は、4次元反復カラーマッチングにより特許を取得したソフトウェアで、ユーザーは連続階調と網点階調の出力を、同じ色精度に基づいて得ることができます。ORIS ScreenDot Plusオプションは、最終印刷用の1ビットファイルを生成したり、豊富に搭載されているスクリーンセットや線数を指定することができます。当社VSシリーズのメタリックシルバーインクとホワイトインクは、プロセスカラー同様に広い色再現域を持っており、幅広いメディアに対応します。また、「プリント＆カット」機能は、プレス型やダイカット装置が不要で、高画質な短期用途ラベルを生産できます。

印刷本機で使うさまざまな材料に印刷したり、スポットニスやエンボスといった特殊効果のシミュレーションを望まれる印刷業者の方には、UV-LEDインクジェットプリンターのVersaUVが最適です。CMYKに加えホワイト(白)、クリアー(透明)インクを搭載したLEC-330、そして新製品のLEC-540も「ORIS Color Tuner // Web」がご利用いただけるようになりますので、用途に応じた機種選択の幅が広がります。

CGSについて

CGS Publishing Technologies International GmbHは、1985年にドイツ ハインブルクに設立され、プロフェッショナル用グラフィックアーツ市場向けの色校正システム、印刷プロダクションシステムのリーディングカンパニーです。フランクフルトの近くに本社を構え、南北アメリカにも拠点を設けるCGSは、世界中にセールスおよびサポートのパートナーを持っています。

さらに詳しい情報は、CGS社のWebサイトをご覧ください。 http://www.cgs-oris.com/

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