企業ニュース

2023年04月27日

ローランド ディー.ジー.株式会社

人事制度改革
〜定年延長で優秀な社員が長期にわたって働き続けられる環境を実現〜

グローバルに広告・看板用インクジェットプリンターや3次元ものづくりツールを製造・販売するローランド ディー.ジー.株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役 社長執行役員:田部耕平)は人事制度の一部を改革し、定年の延長および退職給付(退職金)制度を改定することをお知らせいたします。

当社は、中期経営計画の「筋肉質な企業体質への変革」と「事業ポートフォリオの転換」を基本戦略とし、時代に合わせた働き方改革を随時行ってまいりました。この度、リスクに打ち勝ちチャレンジできる筋肉質な強い組織を作り上げ、社員が安心して働き続けられる環境を整備するため、2024年1月より定年を60歳から65歳に延長することを決定しました。また、同時に60歳を役職定年とした上で、給与は60歳到達時の水準を維持することも決定しました。

項目 従来 新制度
定年 60歳 65歳
60歳以後の雇用形態 嘱託社員 正社員
60歳以後の給与 正社員時より減額 60歳到達時の水準を維持

今回の人事制度改革の背景・目的は、少子高齢化の進行に伴い人口が減少し労働力の確保が難しい中、社員の働き方の多様化をさらに前進させるための制度改革の1つだと考えています。また社会的には、定年の延長により労働力不足の解消につながると期待されています。当社は今回の人事制度改革で、働く意欲のある60歳以上のベテラン社員がモチベーションを維持したまま自身の知見やノウハウを最大限に発揮しながら次世代に継承し、継続的に社会に貢献できるようサポートを推進してまいります。これにより当社は組織競争力と企業としての競争力をさらに向上させ、社員のワークライフバランスの改善により、多様な働き方の実現を促進し、優秀な社員が長期にわたって安心して働き続けられる環境を実現してまいります。

また、当社は2018年4月より退職金割当分の10%を確定拠出年金制度(DC)での運用に変更しておりましたが、今回の定年延長に合わせて企業年金制度をDCに一本化します。DCに完全移行することで、個人での資産形成が可能になり退職金の運用や受け取りの選択肢が拡大し、老後のライフスタイルに合わせて60歳以後の好きなタイミングで退職金を受け取ることが可能となります。市場の変動に合わせて運用成果が給付額に反映される制度のため、今後は社員の金融リテラシーの教育を推進し、自分自身のライフプランに合わせてより良い運用ができるよう、社員の将来の人生設計をより豊かにするサポート体制を整えてまいります。

項目 従来 新制度
退職金給付制度 確定給付(DB)90% 確定拠出(DC)100%
確定拠出(DC)10%

ローランド ディー.ジー.は、「共感を呼ぶ企業にしよう」のスローガンのもと、チャレンジできる社風の定着と筋肉質な組織への変革を目指し、今後も「選ばれる会社」であり続けるよう各種制度の改革に取り組んでまいります。

報道関係の方のお問い合わせ先
ローランド ディー.ジー.株式会社
コーポレート本部(広報窓口まで)
〒431-2103 静岡県浜松市浜名区新都田1-1-2  TEL:053-484-1200
E-Mail:rdg-pr@rolanddg.co.jp

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