株主・投資家のみなさまへ

トップメッセージ

株主および投資家の皆さまにはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

2018年12月期における世界経済は、欧米をはじめ堅調な成長が持続し、日本でも経済政策により雇用情勢の改善や設備投資が増加するなど、緩やかな景気拡大が続きました。
このような状況の中、成長分野と位置づけているデンタル(歯科医療)市場において、地域展開とシェア拡大に向けた活動に加え、お客様が安心して製品を購入していただけるサービスサポートの充実に取り組みました。リテイル市場では、店頭でサービスを提供する小売業やサービス業などの業種において多様なパーソナライズグッズの製作ニーズがあると見えてきたことから、当期の9月よりCOTO(コト)事業を立ち上げました。

一方、これまでの主力市場であるサイン市場では、引き続き競争環境は厳しいものの、顧客基盤を維持すべく各地域で販売促進キャンペーンを展開しました。また、地域パートナーとの協業(Co-Creation)により、特定用途のニーズを満たす製品をラインナップに加えてプリンターの販売回復に取り組みました。これらの結果、デンタル市場の拡大により工作機器の売上が増加したものの、サイン市場向けを中心としたプリンターの売上が減少し、売上高は減収となりました。販売費及び一般管理費は、主に人件費や広告宣伝費が減少したことで前期を下回りました。これにより、営業利益、経常利益ともに増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に米国特許権侵害訴訟の和解金を特別損失に計上したこともあり大幅な増益となりました。

 

次期の連結業績予想については、成長分野の拡大と新たな市場の創造に取り組むことで、プリンターや工作機器の販売は当期より増加するものの、サプライやサービスパーツの販売が減少する見込みであることから、売上高は当期を若干下回り、減収となる見通しです。利益面では、引き続き技術力強化のための研究開発費や成長分野の活動強化に向けた経費の増加を見込んでおり、さらに、業績予想の前提となる為替レートを当期に比べ円高に見込んでいることから、減益となる見通しです。

利益還元につきましては、連結利益に対する配当性向30%を念頭に、事業展開を総合的に勘案の上、決定しております。当期の配当は、期末の配当を45円、通期では前期から10円増配の70円を予定しております。

株主の皆さまにおかれましては、今後とも変らぬご支援・ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

2019年3月

代表取締役社長
藤岡 秀則