株主・投資家のみなさまへ

トップメッセージ

株主および投資家の皆さまにはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

2018年12月期第2四半期における世界経済は、米国では設備投資や個人消費が増加し、欧州でも雇用情勢が改善するなど、総じて緩やかな回復基調が見られました。
このような状況の中、当社は「デンタル(歯科医療)市場」と「リテイル市場」の成長分野の事業化の加速を推進することで、プリンターの主力市場であるサイン(広告・看板製作)市場に依存する事業構造から、多軸の事業ポートフォリオへの転換に取り組んでおります。当社グループの「DGSJAPE(ディージーシェイプ)株式会社」は、デンタル市場を焦点として3D事業の拡大に取り組みました。また、リテイル市場においては、オリジナルグッズを製作する小規模工場に加え、店頭でのスマートフォンや家電製品などへの加飾サービスを提供する小売店へもUVプリンターの導入を進めてまいりました。一方、サイン市場では、市場の成熟化に加えて大手メーカーの本格参入により競争が一層激化しており、各地域で販売促進キャンペーンを継続してプリンターの販売回復に取り組みました。

これらの結果、デンタル市場の拡大により工作機器の売上が増加したことや為替の円安効果があったものの、主にサイン市場向けプリンターの販売が低調に推移し、減収となりました。販売費及び一般管理費は、人件費や広告販促費が減少したことで前年同期を下回りました。これにより、営業利益、経常利益ともに増益となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期においては、特許訴訟の和解金を特別損失に計上したこともあり大幅な増益となりました。

 

通期の連結業績予想につきましては、売上高は前期並みとなる見込みです。利益面では、技術力強化のための研究開発費の増加に加え、成長分野への活動強化にともなう経費が増加することにより、営業利益、経常利益は減益、親会社株主に帰属する当期純利益は前期に特許訴訟和解金による特別損失を計上したため、増益となる見込みです。

当社は株主の皆さまに対する利益還元を最優先と考え、業績に応じた利益還元を配当の基本方針としております。具体的には連結利益に対する配当性向30%を念頭に、事業展開を総合的に勘案の上、決定しております。当期は、中間配当につきましては25円といたしました。また、期末配当につきましては、30円を予定しております。

株主の皆さまにおかれましては、今後とも変らぬご支援・ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

2018年9月

代表取締役社長
藤岡 秀則