製品ニュース

2000年06月12日

ローランド ディー.ジー.株式会社

3Dスキャナ専用ソフトウェア「Dr. PICZA」アップグレードのご案内

ローランド ディー.ジー.株式会社(浜松市新都田1-6-4/代表取締役社長:冨岡昌弘)は、現在好評発売中の当社3Dスキャナ*に標準付属しているアプリケーションソフトウェア「Dr. PICZA(ドクターピクザ)」において、出力ファイル機能をさらに強化し、バージョン2.4にアップグレードすることを本日発表いたします。
「Dr. PICZA」は、スキャンするピッチや範囲などの基本設定のほか、取り込んだデータの編集、保存、さらに市販の3Dソフトウェアへのデータ利用が可能な、STLファイルやDXFファイルなどへのエキスポート**などが簡単に行える3Dスキャナ専用ソフトウェアです。
今回のアップグレードにより、以下の機能が新たに追加されました。

1.スキャンしたデータのエキスポートファイル形式**に「IGES」を追加。
「IGES」形式は、3D CAD間や、3D CADから3D CAMへのデータの受け渡しにおいて現在、最も一般的に扱われている中間ファイル形式。NURBS曲線の情報を含む曲面情報を持ったデータとして出力され、滑らかな曲面を表現できます。これにより、市販の3D CADとの親和性が大幅に高まりました。

2.スキャンしたデータのエキスポートファイル形式**に「バイナリーSTL」を追加。
「STL」形式は、「IGES」に続き、一般的に扱われている中間ファイル形式です。今回、「バイナリーSTL」形式でのデータ出力が可能になったことにより、従来のアスキー形式に比べ、より小さいファイルサイズでスキャンデータの受け渡しが行えるようになりました。

アップグレードされた「Dr. PICZA」バージョン2.4は、2000年6月12日(月)から、3Dスキャナ製品に同梱され出荷開始いたします。なお、既存ユーザー様には、有償(送料、消費税抜4,000円)でアップグレード対応させて頂きます。詳しくは弊社「お客様窓口:TEL 053-484-1213」までお問い合わせ下さい。

* 対応機種:「PICZA(ピクザ)」モデル PIX-30/PIX-4/PIX-3
「MODELA(モデラ)」モデル MDX-15
PIX-30/4/3およびMDX-15は、当社独自開発のプローブを用い、立体形状を手軽に3Dデータ化できる接触式の3Dスキャナです。スキャンしたデータは、デザイン設計、立体加工、立体形状のデジタル保管、CGやアニメーションに、デジタルデザイン分野を始め、CAD設計、製品開発など幅広い分野でご利用いただけます。また、MDX-15はモデリングマシンとしてもご活用いただけます。
* * 出力ファイル形式:IGES、DXF、STL(バイナリー形式/アスキー形式)、3DMF、グレースケール、BMP、VRML、点群データ。

報道関係の方のお問い合わせ先
ローランド ディー.ジー.株式会社
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〒431-2103 静岡県浜松市新都田1-6-4  TEL:053-484-1208 / FAX:053-484-1218
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お客様窓口
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