カエラシアート展の会場

UVプリンターを活用したイベント「カエラシアート展」とは?(前編)

2017年09月01日 イベント・展示会, デジタルプリンティング

7月14日から3日間、ローランド ディー.ジー.東京クリエイティブセンターでクリエイターとのコラボレーションイベント「カエラシアート展」を開催。11名の若手人気クリエイターが製作したスマートフォンケースやアートキャンバスを展示・販売しました。

このイベントでは、クリエイターの皆さんに当社のUVプリンターを思う存分活用し、オリジナル作品を製作していただきました。会場では、それらの作品の展示・販売や、クリエイターのアートに直に触れることができるライブペイントやワークショップなどさまざまなイベントが開催され、充実した3日間となりました。
ユニークなイベントの模様とその企画の背景にあるストーリーを前後編に分けてお伝えします。

今回のイベントを企画・運営したカエラシ合同会社の創始者で、イベントの発起人でもあるイラストレーターのいわさきゆうしさんと長尾高徳さんに、イベントを企画した背景や当日の模様についてお話を伺いました。

カエラシ合同会社はどのようにスタートしたのですか?
「ローランド ディー.ジー.さんからUVプリンターを使ったオリジナルプリントサービスのプロジェクトがあると教えていただいたことがきっかけです。イラストレーターとしては、イラストのデータを送るだけで色々なグッズを製作でき、在庫リスクを抱えることもなく販売展開できる面白いプロジェクトだなと思い、やります!と手を挙げました。プロジェクトへの参加にあたり、知り合いのイラストレーターのいわさきゆうしさんと共に、クリエイターのデザイン提供や、オリジナルグッズの企画・販売を行う会社を立ち上げることになりました。和歌山弁で『「かわいい』を『かえらしな~』というところからアイデアを得て『caerasi(カエラシ)』と名付け、スタートしました」(長尾高徳さん)

今回のカエラシアート展の反響、またご自身が会場で感じられたことを教えてください。
「今回、当社にとって初のイベントだったのですが、まだまだイベントとして認知不足なところがあり、大きな反響とまではいきませんでした。一方で、このような試みを面白いと思ってくださる方もいらっしゃったので、今後は集客や宣伝などで認知度を高め、盛り上げていければと思っています。お越しいただいた方々は、その場でイラストがプリントされ、グッズに仕上がっていく様子を見られたこと、また、ワークショップでクリエイターと一緒にモノづくりができたことに満足してくださったようなので、今回のようなクリエイターと触れ合える機会を今後も作っていきたいと思います」(長尾さん)

長尾高徳さんによるワークショップの様子と作品

写真左:長尾高徳さんによるワークショップの様子
写真右:長尾さんのワークショップで製作されたオリジナルトートバックとUVプリンターでイラストをキャンバスにプリントした作品

UVプリンターは普段から利用されていますか?
「これまでUVプリンターを使うことのできるファブ施設を利用していたので、ローランド ディー.ジー.さんの取り組みはイメージしやすかったです。普段は自分の絵を活かした雑貨を製作してイベントやオンラインで販売しているので、UVプリンターの存在は欠かせなくなっています。木板やアクリル板、革やフェルトなど異なる素材にプリントできるので、ブローチやキーホルダーをはじめ、さまざまな商品の製作にUVプリンターを活用しています」(いわさきゆうしさん)

参加されたクリエイターの方々からどのような反響がありましたか?
「自分のデザインから簡単にグッズを製作できることに感動し、次回もぜひ参加したいという方も多くいらっしゃいました。また、イベントに参加いただいたきっかけは、最初からイベントに興味があった、あるいは、クチコミで今回のイベントについて知ったなど、さまざまでした。今後はグッズ収入を増やし、クリエイターさんにもメリットがあるようにしていきたいです。そして、この輪をさらに広げていければと思っています」(長尾さん)

ライブペイントの反響はいかがでしたか?
「絵を描いているところをファンの皆さんにご覧いただく機会は少ないので、実際に見て喜んでいただけて嬉しかったです。描いた絵を購入してくださった方から大事に飾っているという後日談をお聞きすると幸せな気持ちになります。一度に描ける量が少ないため、ご購入を希望された方へ作品をお渡しできないと心苦しいので、今後はこのような機会をたくさん作りたいと思います」(いわさきさん)

いわさきゆうしさんのライブペイントの様子

いわさきゆうしさんのライブペイントの様子

UVプリンターの性能についてご意見をお聞かせください。
「現在扱っているスマートフォンケースやキャンバスなどが使用できることを前提にプリンターを選んでいるので不満はありません。むしろローランド ディー.ジー.のUVプリンターは想像以上に綺麗に、発色もよくプリントできるので満足しています。これからは製作したいモノを定め、そこにプリントできるかどうかを判別していく段階に進むので、課題が出るとしたらこれからかと思っています」(いわさきさん)

UVプリンターを使用したオリジナルスマートフォンケースやキャンバスプリントの販売にどのような期待をお持ちですか?
「今回のイベントで自分の作品をアイテム化していくことに興味を持ってくださったクリエイターの方もいらっしゃるので、今後はクリエイターを増やし、また、季節ごとにデザインを追加するなど、お客様が好きになるデザインが必ず見つかるぐらいサービスを拡大できればと思います。またローランド ディー.ジー.のプリントサービスでは、UVプリンターを活用し、お客様の写真もプリントできるので、写真と作家のデザインを組み合わせた“世界にひとつ”のデザインを提供できるようになれば嬉しいです」(いわさきさん)

後編ではカエラシ合同会社とのコラボレーションイベントを企画した当社のマーケティング担当者のイベントに対する想いをお伝えします。

いわさきゆうしさんの詳細はこちら
http://u2que.com/

長尾高徳さんの詳細はこちら
http://takanori-nagao.tumblr.com/

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