資源の有効活用と低炭素社会への貢献
当社は、持続的に発展可能な社会の実現に貢献するため、環境負荷低減に向けた取り組みを行っています。資源の有効活用を図るため、リサイクル活動を通じて排出物の削減と再資源化に努める一方、太陽光発電による創エネ活動にも積極的に取り組んでいます。
インクカートリッジの回収とリサイクル
当社のインクジェットプリンターをご購入いただいたお客様を対象として、当社のインクカートリッジを無償で回収しています。回収されたインクカートリッジは、当社リサイクルセンターにて、分解、分別し、リサイクル業者に引き渡します。リサイクル業者では、カートリッジケースは粉砕され、新たな樹脂製品として生まれ変わります。また、カートリッジ内に残ったインクは抽出され、特定化学物質を除去後、燃料として再利用されます。
廃棄物リサイクルの推進
当社はゼロエミッションの達成を目指し、廃棄物のリサイクルを推進しています。ダンボールや古紙、鉄やアルミ、電線(銅)は、それぞれの専門業者で資源として再生されます。当社は、再生、再製品化までを実現できる業者を一次引き渡し先として選定しており、その工程が確実であるかを直接確認しています。廃棄物リサイクル率は、EMS(環境マネジメントシステム)委員会で監視・測定を行っており、測定を始めた2011年度から2022年度まで、継続して目標を達成しています。
省エネ活動
空調温度の調整、残業等による在社時間の抑制等の節電対策を実施しています。また、社屋内の照明のLED化を順次進めるとともに、社有車を電気自動車やハイブリット車などの「エコカー」に切り替えることでCO2の削減に努めています。2022年度からは、浜松地区の本社及び事業所においてCO₂フリー電気を導入し、再生可能エネルギーへの切り替えを進めています。
国内での年次全社エネルギー使用量は、原油換算で800Kl以下を達成しており、第二種特定事業者の基準 1,500Klを大きく下回っています。
全社(本社+都田+営業所)の電気使用量による
創エネ活動
太陽光発電を取り入れることで、環境にやさしく、再生可能な資源によるクリーンエネルギーを創出する活動を実施しています。都田事業所の屋上には、太陽光発電システムを(約50kWh)設置し、事業所内の照明や「デジタル屋台」での生産に活用しています。