インテリア・建築の専門誌「CONFORT」にパウダー3Dプリンターの事例掲載 出版記念イベントで紹介
2025年11月10日 企業活動, デジタルプリンティング
当社のパウダー3Dプリンター「PB-400/PB-600」を活用し、建築家・デザイナーの芦沢啓治さんがペンダントライトを製作。そしてその過程が、インテリア・建築の専門誌「CONFORT」2025年10月号の特集「芦沢啓治 天性の冒険者」で紹介されました。出版に合わせ記念のイベントが行われ、芦沢さんがペンダントライト製作の過程やパウダー3Dプリンターでの仕上がりや素材感の良さなどを語りました。
出版記念イベントで語る
出版記念イベントは9月下旬、東京・西麻布のカリモクリサーチセンターで行われました。トークショーでは芦沢さんがコンフォルトの自身の特集記事を解説し、訪れた参加者は聞き入っていました。
芦沢さんは、手掛けた作品を挙げながら、豊かな住生活における照明の重要性を説明。パウダー3Dプリンターについては「そんな考え方でできるのかと衝撃的でした。セラミックの素材感がすごく良い。器具と光が美しく、良いものができたと思います」と振り返りました。そして、「材料から得るインスピレーションを大事にしています」と自身の考えを示し、パウダー3Dプリンターによるセラミックから、多くの着想を得られたことを語りました。
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トークイベント会場の様子
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イベントが行われたカリモクリサーチセンター
ペンダントライトの実物展示も
カリモクリサーチセンターからほど近いショールーム「カリモク コモンズ トウキョウ」では、芦沢さんがパウダー3Dプリンターで製作したペンダントライトの展示が行われました。ハイレベルなインテリア製品で彩られた空間にあっても、ペンダントライトは空間に調和。芦沢さんによるデザインと高精度なパウダー3Dプリンターの融合で、ハイレベルなインテリアとして利用できるものを作り出せることを実感できました。
カリモク コモンズ トウキョウでは、サイン会も行われました。芦沢さんはペンダントライトの下で参加者と言葉を交わしながら「コンフォルト」にサインしていました。参加者はペンダントライトの優しく美しい光を浴びながらサインを手に入れていました。ライトに直接手で触れて、質感を確かめる方もいました。
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ペンダントライトの元でサインする芦沢さん
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ペンダントライトをのぞき込みながら芦沢さんの解説を聞く建築家の手嶋保様(手嶋保建築事務所)と鈴野浩一様(トラフ建築設計事務所)
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優しい光が特徴のペンダントライト
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パーティーの様子
サイン会の後は、出版記念パーティーも開かれ、多くの人がお祝いに駆けつけていました。建築やデザインの世界での芦沢さんの存在の大きさを感じました。
今回のペンダントライト製作を通じて、芦沢さんのデザインと当社のパウダー3Dプリンターの組み合わせにより、ハイレベルなインテリアをつくれることを改めて確信できました。当社はこれからもインテリアの世界に新たな可能性を提供できるよう努めてまいります。

